幼児教室大解剖〜スイング幼児教室〜

教室概要

沿革

スイング幼児教室は、2011年に設立された小学校受験対策塾です。設立から10年程度と比較的新しく、全3教室と他の大手幼児教室に比べて小規模にも関わらず、独自の学習メソッドにより傑出した合格実績を誇ります。

教育理念

教室一覧

田町校

自由が丘校

白金校

スイングの特徴

卓越した合格実績

K（慶應）クラス、W（早稲田）クラスが開講されており、学校別対策授業により早慶はめっぽう強いのが特徴です。

他の大手幼児教室にしばしば見られるような、毎年のカリキュラム固定化はなく、毎年最新の傾向に合わせた最新のカリキュラムで学ぶことができることが卓越した結果を生み出す一要因となっています。

※補欠合格を含みません

個性と表現力を重視した「アウトプット主義」

これまで小学校受験の塾といえば、子どもを有名小学校に合格させた母親がそのノウハウを伝授するカリスマ的な個人塾や、合格する子どもの型をある程度決めて、知識を詰め込んでゆく大手の教室が主流だったという。だがスイング幼児教室の教育理念は、それらとはかなり違う。「小学校受験で出題される絵画や工作などについても、ただ知識を身に付けるのではなく、自分の得意なことを表現させることに力を入れています。インプットも大事ですが、むしろアウトプットを大切にする。自分を表現する機会をたくさんつくっています」

ダイヤモンド・オンライン『小学校受験だけに終わらない“学ぶ力の基礎”と“人間力”を育てる　スイング幼児教室』https://diamond.jp/articles/-/110988

他の幼児教室では、まず絵の書き方などやり方をじっくり教えた上で演習の時間が用意されていますが、スイングではまずどのような内容をアウトプットしたいのかという点が重視されており、それを表現するためのインプットという考え方が採られています。

授業のレベルも年齢に応じて段階的にステップアップしていくというよりは、年齢によらずハイレベルな授業が展開されており、クラスの中で「できる子」に進度を合わせた授業が行われます。

徹底した「復習主義」

上記にも関連する部分ですが、スイングでのペーパー授業では先取り学習が行われており、新年長となる3月までに一通りの範囲がカバーされ、以後は復習に充てられます。参観型の授業での指導法のレクチャーを踏まえ、家庭でも徹底した復習が求められます。

合格実績

直近５年間の合格実績

	2019	2020	2021	2022	2023
青山学院初等部	11名	14名	15名	14名	17名
学習院初等科	26名	23名	27名	25名	26名
暁星小学校	28名	29名	33名	33名	34名
慶應義塾幼稚舎	39名	35名	36名	42名	45名
慶應義塾横浜初等部	26名	29名	33名	46名	41名
白百合学園小学校	7名	7名	15名	15名	16名
精華小学校	15名	16名	11名	20名	32名
成蹊小学校	15名	13名	21名	27名	21名
成城学園初等学校	4名	3名	4名	8名	3名
聖心女子学院初等科	11名	11名	22名	23名	28名
洗足学園小学校	48名	43名	46名	48名	49名
田園調布雙葉小学校	3名	2名	2名	7名	15名
東京農業大学稲花小学校	8名	10名	14名	23名	26名
桐朋小学校	4名	3名	1名	3名	1名
東洋英和女学館小学部	7名	7名	12名	14名	13名
雙葉小学校	6名	10名	11名	12名	14名
立教女学院小学校	6名	10名	9名	11名	11名
立教小学校	11名	12名	10名	12名	15名
早稲田実業学校初等部	22名	27名	37名	39名	40名

強みとしている学校

洗足学園小学校、暁星小学校、精華小学校に強みを持つほか、K（慶應）クラス、W（早稲田）クラスでの学校別対策授業により、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部でも高い合格率を誇っています。

	募集人数	合格者数	シェア
洗足学園小学校	50名	49名	98.0%
暁星小学校	80名	34名	42.5%
精華小学校	80名	32名	40.0%
慶應義塾横浜初等部	108名	41名	38.0%
早稲田実業学校初等部	108名	40名	37.0%
東京農業大学稲花小学校	72名	26名	36.1%
雙葉小学校	40名	14名	35.0%
学習院初等科	80名	26名	32.5%
慶應義塾幼稚舎	144名	45名	31.3%
聖心女子学院初等科	96名	28名	29.2%
白百合学園小学校	60名	16名	26.7%

関連書籍

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