小学校受験の概要(首都圏)

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簡単にですが、小学校受験とはどのようなものなのかまとめます。

小学校受験をこれから考え始める方、情報を集め始めた方、実際の試験や面接での注意しておきたい点などを知りたい方、ご参考になると思いますのでぜひお読みください。

試験日程

各都道府県で異なりますが、毎年9月〜12月頃に行われます。

9月の埼玉県私立校からはじまり、12月の東京都国立小学校の試験でその年の受験が終わります。また、面接がある学校は試験日より前に面接日が設定されることもあります。

試験日については過去の傾向で、子どもの誕生日と性別である程度何日の何時頃になるかを事前に予測ができます。

学校説明会

説明会や学校見学会は現時点で志望校でなくても後々志望校に変わる可能性が少しでもある学校であれば、できる限り参加されておくことをおすすめします。年長の夏頃になって、やっぱりあの学校を受験したい、と思っても殆どの学校ではすでに説明会や見学会は終わっています。その場合、面接や願書作成時に説得力のある話題を盛り込めず、志望度についての説得力が低くなってしまうことがあります。また、何度も説明会や個別相談会に参加し先生方の印象に残るお話をできた場合、試験本番時の面接で先生から“あの時の方ですね”といった、大幅リードの状況を作ることもできます。

また可能であれば学校に子どもと見学に行くことで、子どもが学校への憧れ、1年生になれることへの期待感を持つことができ、その後のお勉強を楽しみながらできるといった効果もあります。

試験内容

ペーパー、行動観察、運動、絵画制作、面接といった内容があり、学校によって内容が異なります。面接は親子面接、両親面接、子どものみ面接といった種類があります。

また、試験について月齢考慮をする学校としない学校があります。早生まれのお子さんはそういった点も考慮する必要がありますし、逆に4月生まれのお子さんも難易度の高い問題を解く必要がある学校がありますので注意が必要です。

費用

費用について、大まかにどのような項目があるかご説明します。

学校に支払う費用の項目として、受験料、入学金、施設拡充費、初年度授業料、寄付金(学校による)があります。

また、受験までの準備期間においてかかる費用は、幼児教室代、模試費用、試験や見学会のためのお洋服代等があります。お教室代については、毎月の月謝の他に、入会費用、学校別講習費用、季節講習費用、個別面接対策費用等様々な費用があります。

受験対策期間

ご家庭によって様々です。生後半年頃から幼児教室のベビークラスに通いお受験幼稚園へ入園。その後、小学校受験にのぞむご家庭から、年長のGW頃対策を始めるご家庭もあります。

幼児教室では東京の試験日が11月であることから、11月〜新年少、新年中、新年長、と学年が代わり授業時間なども変わります。そのため、そのタイミングでお教室に通い始める方が多い印象です。また、幼児教室によっては年少から入会していないとお席がなくなることもあるため、お席確保のために早い段階から通われる方もいます。

試験日についての補足

試験日については過去の傾向で、子どもの誕生日と性別である程度何日の何時頃になるかを事前に予測することができます。もちろん、学校が急に受験番号の採番方法を変え試験日が例年と相違するケースもあるため、とりあえず出願して試験日の連絡をもらってから受験可能かの判断をする方が多いと思います。

同日に2校の試験が入ってしまっても時間帯が違い、移動時間も確保できる場合は両校とも受験することは可能です。

例年の傾向については、大手の幼児教室であればデータを保有しているため、所属する幼児教室に問い合わせるか、問い合わせなくても毎年情報をまとめて冊子で会員に配布する幼児教室もあります。

面接日の日程が重なってしまう、という場合もよくあります。学校によっても対応を変えたほうが良い場合もあるため、お教室の担当の先生にご相談することも良いですが、もし両校とも受けたいという場合、片方の親が面接会場にお手紙を持参し面接に挑むケースも多いです。子どもの試験だけで、両親の面接がない場合は、祖父母が試験会場に子どもを連れて行く、ということもあります。我が家の経験では、それがマイナスにはなりませんでした。

以上、簡単に小学校受験の概要についてまとめてみました。各詳細につきましては別記事で記載いたしますが、ぜひ早い段階で情報を得て、なるべく回り道せずに受験の対策に取り組んで頂くことで、お子さんと楽しい時間を過ごして頂けると幸いです。

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